アクセサリー作りの工程 その1「丸カン」
「丸カン」というパーツをご存知ですか?
アクセサリーやキーホルダーなどに使用されている、
パーツ同士をくっつけるための小さな金具です。
HOPEでは、丸カンを使うお仕事がたくさんあります。
例えば、2つの鈴をこの丸カンを使って束ねたり、
写真のようにブレスレットなどアクセサリーに飾りのパーツをくっつけたり。
丸カンはとても小さく(よく扱っているのは6mm!)、とても固いので、
「やっとこ」という道具を使います。
「やっとこ」は先が細くなっているペンチのような工具です。
やっとこを両手に持ち、丸カンの端を持ってくいっと開きます。
そしてはさみたいパーツを入れ込んだら、
またくいっと閉じる…のですが、この工程にはすごくコツがいります。
最初は隙間なく閉じられなかったり、力を入れすぎて丸に戻らなかったり。
でも、何度も何度も作業していると、だんだん感覚がつかめてきます。
丸カンの作業は、アクセサリーパーツを作る上でのひとつの工程です。
実際に売られているアクセサリーが作り上げられていく工程に関われる楽しさがあります。
また、丸カンはアクセサリー作りの基本の基本なので、
技術を身に付けると、素敵なネックレスやピアスなどが
自分で考えて作れるようになるかもしれません。